- しょうとう
- I
しょうとう【上童】貴族の子弟で, 作法見習いのために昇殿を許されて出仕する男の子供。 うえわらわ。IIしょうとう【小党】党員の少ない政党。IIIしょうとう【小刀】小さな刀。 また, 脇差(ワキザシ)。⇔ 大刀IVしょうとう【小盗】こそどろ。 こぬすびと。Vしょうとう【床榻・牀榻】寝台。 また, 腰掛け。VIしょうとう【床頭】ねどこのそば。 枕もと。VIIしょうとう【承当】うけつぐこと。VIII
「人より托せられたらんをば, これを~すべし/西国立志編(正直)」
しょうとう【昇等・陞等】等級が上がること。IXしょうとう【昇騰】(1)高く上がること。 のぼること。「気球已(スデ)に一万尺以上に~せしを知る/浮城物語(竜渓)」
(2)物価が上がること。 高騰。X「地価の~」
しょうとう【松濤】松に風の吹く音を波にたとえた語。 松籟(シヨウライ)。 松韻。XIしょうとう【梢頭】こずえの先。 木のてっぺん。XIIしょうとう【檣灯】船のマストに掲げて, 前方を照らす白色灯。 マスト灯。XIIIしょうとう【檣頭】船のマストのてっぺん。XIVしょうとう【正当】(1)道理にあっている・こと(さま)。 せいとう。「~にも~にも百まんだら頼みによこして貰つて行つた嫁の親/十三夜(一葉)」
(2)実直な・こと(さま)。 せいとう。「お前は幼稚(チイサイ)時から~な人で/怪談牡丹灯籠(円朝)」
(3)ある事・時にぴったりと当たっていること。 特に, 忌み日に当たること。XV「三月~三〇日」
しょうとう【正統】「せいとう(正統)」に同じ。⇔ 閏統「我君は天孫四十九世の~/平家 8」XVIしょうとう【消灯】あかりを消すこと。⇔ 点灯「病室は九時に~する」XVIIしょうとう【蕭統】⇒ 昭明太子XVIIIしょうとう【鐘塔】西洋の寺院で, 鐘をつるした塔。 鐘楼。 カンパニーレ。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.